青汁で免疫力アップ
体内で活性酸素が増えすぎると細胞を攻撃し始めて老化現象が進んでしまいますが、この活性酸素を抑制する抗酸化酵素は、20歳頃をピークに年齢を重ねるとともに減少していきます。
しかし活性酸素も悪いことばかりでなく身体の中で重要な役割もあり、その名称の通り血液中の酸素が細胞に運ばれると同時に様々なエネルギーを運ぶ役割をしています。
その際に化学変化を起こし酸素は水に変化すことで、その過程の中で、酸素分子はエネルギーを発します。 血液の中で白血球がこの活性酸素を利用することで菌を退治しますが、活性酸素が増加しすぎてしまうとそのエネルギーによって細胞を攻撃してしまうのです。
ですので余分な活性酸素は除去する必要がありますが、免疫力が高ければ抗酸化酵素が働き、細胞を守ってくれ活性酸素が適度であることで健康なカラダの維持に繋がります。
免疫力アップのために抗活性酵素を作り出す元となる栄養分とは
抗酸化酵素を作り出すにはアミノ酸が重要ですが、それには良質なたんぱく質を摂取する事が大切です。
抗酸化酵素を作り出すために必要なたんぱく質の量は、体重1kg辺り1gと言われています。
他にもミネラルの一種であるセレンという成分は肝臓で生成される強い抗酸化酵素になりますし、有力な抗酸化酵素となるものとしてビタミンA、ビタミンB2、ビタミンC、ビタミンE、ポリフェノールがあげられます。
免疫力アップに繋がる食材とは?
免疫力を向上するに良いとされる食材として、ニンジン、大根、かぼちゃ、にんにく、しょうが、ヨーグルト、納豆などがあげられます。 ただ現代人の食の欧米化などが進んでいることや、生活習慣が乱れていることなどから、毎日このような食材などを取り入れることは難しい場合が多いのが現状です。
青汁による免疫力アップが可能
青汁には、抗酸化酵素となるビタミン群やミネラルが豊富に含まれていますし他にも食物繊維が多いことから、食事から摂取するよりも免疫力を向上させる栄養素をも手軽に摂ることが可能です。
腸はビタミンやミネラルは先に述べたように抗酸化酵素となる重要な成分で免疫力を向上させるために必要ですが、食物繊維も腸を健康な状態に整えると同時に免疫力向上には大切な役割を果たします。
最大の免疫器官と呼ばれており、食物繊維によって腸内の老廃物を排出することできれいな状態を保つことができ、例えば風邪などのウイルスが体内に侵入してきたとしても腸のリンパ球が退治することで血液中に入らないよう食い止めることが可能になります。
このリンパ球は腸の中で細かいウイルスといった害のあるものに対抗するため存在していますが、ウイルスなどに弱い体質の人は免疫力を上げて抵抗力を強くすることで、風邪をひきにくくなることや、もしひいても回復が早くなります。