骨粗しょう症予防に青汁ラテ
骨密度が低下することによって起こる骨粗しょう症ですが、その原因となる骨量は思春期に最も増加し20歳頃にピークを迎え、40歳を過ぎると急激に低下します。
特に女性は更年期以降、女性ホルモンが減少することによって骨量が低下しやすく、80歳以上になると約7割が骨粗しょう症になると言われています。
青汁を美味しく飲める変わり種
青汁は骨粗しょう症の予防や改善に有効とされるカルシウム、ビタミンD、ビタミンKを含んでいます。 日本人はカルシウム摂取量が少ないとされており、食の欧米化によって大豆製品や魚を食材に使用することが少なくなったことがあげられます。
そこで、青汁に牛乳や大豆製品などを加えてカルシウムを多く摂るように青汁ラテを作って飲むとさらに効果が期待できます。
牛乳以外にも豆乳などを合わせて飲むと飲みやすく風味は抹茶ラテのようになり青汁に抵抗があるという人でも飲みやすくなります。 青汁ラテは他にもきな粉などを加えて飲む方法もあります。
カルシウムをたくさん取れる青汁ラテ
青汁と牛乳を合わせて飲むことで、骨粗しょう症に有効な成分であるカルシウムを多く摂ることができますが、このカルシウムは牛乳だけでなく実は青汁自体にも多く含まれています。
そのカルシウムが効率よく吸収されるためには、ビタミンDといった栄養素が必要になりますが、このビタミンDも青汁に含まれており、カルシウムが吸収される働きを促進させます。
青汁の中でもケールを原材料とした青汁は、カルシウムとビタミンDを多く含んでいるため骨粗しょう症の予防には効果が高く期待できます。 原材料となるケール生葉100gあたりに含まれるカルシウムの量は、なんと牛乳200ml分、通常の1本分の量ですから、牛乳と青汁を合わせて飲むことでカルシウムをたくさん摂ることが可能ということがわかります。
骨粗しょう症改善にはビタミンKも忘れないで
骨粗しょう症には一般的にカルシウムとビタミンDが必要とされていますが、その二つを摂ったあとは成分を骨に定着させる必要があり、欠かせない成分としてビタミンKがあげられます。
ビタミンKは一般的な食材としてほうれん草やわかめ、納豆などに多く含まれていますが、元々骨粗しょう症の治療薬にも配合されている栄養素です。
カルシウムを骨に沈着させ流れ出することを防ぐ作用があるため、不足すると骨にカルシウムが摂り込まず弱くもろい骨になってしまいます。
ビタミンKは、腸内細菌によって体内でも合成される成分なので食事を普通に行っていれば極端に不足するとことはありませんが多いにこしたことはありません。
現在は青汁も様々な製造方法によって飲みにくさが改善されて販売されていますが、牛乳や豆乳を加えることでまろやかさが出て苦みの緩和にもなるだけでなく、骨粗しょう症の改善や予防に繋がりますので続けて飲むために有効な方法と言えます。