食物繊維が豊富な青汁で便秘に!?
青汁が原因で便秘に!?
そもそも青汁を飲むことによって、含まれる食物繊維が便秘を解消する効果があるとされているのですが、逆に便秘を招くという話があります。 青汁を飲み始めて便秘になるということは、機能性便秘の中の急性便秘が考えられます。
急性便秘は台帳の蠕動運動が鈍ることにより一時的に起こる便秘のことですが、その原因として以下のことがあげられます。
・便の成分になる食物繊維が不足している
・水分を補充できておらず便が水分不足の状態になっている
・環境の変化により精神的ストレスを感じている
・ダイエットなどによって食事の量が減少している
・腸そのものの働きが低下している
ということが原因ですが、青汁そのものを摂ることで、中に食物繊維が豊富に含まれていることや水分不足になるとも考えにくいことから、飲み始めると同時に他の要因が合わさって便秘を引き起こしてしまっていると考えられます。
ダイエットのためや便秘解消のために食事を抜いていたり、汗をかいているにもかかわらず青汁以外の水分補給ができてなかったりということがあれば、青汁そのものが原因とは考えにくいでしょう。
不溶性食物繊維の過剰摂取が便秘を招く?
青汁自体が便秘の原因となっていると考えるとするならば、便秘解消に効果があるとされる青汁を、効果を高めようと目安の摂取以上に摂ることで中に含まれる不溶性食物繊維の過剰摂取に繋がってしまい便秘になる場合があるようです。
不溶性食物繊維は保水性があるため、身体の中で元の10倍以上に膨らみ便が柔らかくなりますし、そして腸の動きを活発化させることから本来なら便秘を改善させるために有効なはずです。
ですから本当に過剰摂取で便秘になるのなら、元々腸の働きが強くなく、膨張することで詰まってしまうのではないかと考えられてもいます。
消化が良くなったことで便秘に?
他にも青汁自体が原因で便秘になる理由として考えられることは、青汁を飲むことによって消化が良くなり、ひどい便秘になる場合もあります。
飲む量は規定量を守ることが必要なのですが、人それぞれ体質が違うため体調などを見極めながら飲む量を調節すると良いので、この場合は少しだけ飲む量を増やしてみましょう。
本来青汁で便秘にはならない
野菜に含まれる食物繊維、ビタミン、ミネラルが豊富に含まれる青汁は、飲む人の体調を整え腸の働きを活性化させ正常な状態へ持っていきます。
便秘に良いとされる食物繊維ですが、過剰摂取すると腸を刺激してしまい大腸がんになる原因になったり、下痢になったりと良いことばかりではありません。
青汁を飲んで便秘になったり下痢になったりする場合は、青汁の飲みすぎが原因であることがほとんどですので、飲む適量を守って続けるようにしましょう。