クロロフィルが青汁パワーの秘密
青汁とクロロフィル
緑の血液?!
身体に良いとされる青汁ですが、その中に含まれる栄養素としてβカロテン、ビタミン類、食物繊維などがあげられ、野菜不足の解消を助けてくれるといったできることのイメージが強いのですが、実は青汁が身体に良いされる理由として最大限の力を発揮しているのはクロロフィルなのです。
クロロフィルといっても一般的に聞き慣れない成分ですが、海草や植物に含まれている葉緑素のことで、光合成を行うのには欠かすことができない成分です。
つまり人の身体を形成している細胞の働きに過大な影響を与え、細胞が正常に活性化することを促進する作用があります。
深い緑の植物ほどこのクロロフィルがたくさん含まれており、緑の血液とも呼ばれるその効果は、皮膚の表皮の形成、傷口を洗浄するといった効果があります。
クロロフィルって?
他にもクロロフィルにはたくさんの効果がありますがどのような効果があるかをご紹介します。
・コレステロール値を低下させる
国立健康栄養研究所の研究によるとクロロフィルが血中脂質を正常化させることから、コレステロール値を下げる効果があるとされています。
・発がん防止効果
研究報告によるとクロロフィルを摂取することで染色体異常の発症を抑えることができるという発表があり、染色体異常によっておきるがんの発症を抑制する効果が期待できます。
・貧血の改善
身体の隅々まで酸素を送り届ける作用がある有機ゲルマニウムがクロロフィルの成分の一つに含まれていることから貧血を予防したり改善することが期待できます。
他にも整腸作用や解毒作用、炎症鎮静作用が認められています。
・消臭・殺菌
体臭や口臭予防のサプリメントや予防液などに使用されていることからわかるように、消臭効果や殺菌効果があります。
・デトックス効果
クロロフィルの大きさは、食物繊維の約5000分の1であることから、小腸絨毛の奥に溜まった残留農薬、水銀や鉛などの有害金属、ダイオキシンなどを除去する効果があることから小腸のデトックスが可能とされています。
・ニキビ予防・改善
クロロフィルは油溶性であることから、角質の皮脂層で溶け、殺菌力や抗菌性を発揮することでニキビの原因であるアクネ菌を繁殖することを予防し、炎症を抑える効果があります。
・美顔効果
ビタミンCとの相乗効果で美顔や美白効果が期待でき、銅と結びつくことで顔料として色落ちせず、鉱物顔料より肌に優しいため化粧品やメイク用品にも使われています。
このように様々な効果が見いだせるクロロフィルは野菜の中に含まれることから取り入れやすい特徴があるものの、生活スタイルによっては食生活だけで補えないこともあります。
このような時に青汁を摂ることでクロロフィルを手軽に摂り入れることができます。