味で失敗しない青汁選びのポイント
青汁を選ぶ時に重要視される味
野菜嫌いの人に野菜特有の味がする青汁は飲みたくても飲めない場合がありますし、逆に野菜好きな人は野菜の青臭さが消えてしまうことを好まない場合もあります。
青汁の味は原材料でほぼ決まるため、その原材料に何を使っているかで判断すると飲む人の希望に応じて、その青汁が飲みやすいものか飲みにくいものかを判断できます。
1.野菜の味が全面的に出る青汁
・ケールを使った青汁
ケールはヨーロッパでは比較的有名な野菜で、キャベツの原種で栄養素の含有量が高い緑黄色野菜の王様とまで呼ばれる野菜です。 最近では青汁の原料として最もメジャーで元祖ともいえるケールを使った青汁ですが、青みと苦みは独特なので、野菜嫌いの人には抵抗があるかもしれませんが、野菜が好きな人には好まれます。
ただ、現在は加工技術も進歩しているためケールを100%使用していてもそれほど青みを感じずに飲める商品やはちみつやレモンなどを混ぜて飲みやすい味に仕上げているものもあります。
・大麦若葉を使った青汁
抹茶のような渋味と苦みがある青汁で、大麦が20cmから30cmの頃の若葉状態で摘み取り青汁の原料にしたものです。
大麦若葉にはSOD酵素という協力な抗酸化作用を持つ物質を成分として含んでいます。
この大麦若葉はケールと比較すると青みが軽減されているのでまろやかな仕上がりですが、 野菜の味が全くしないわけではありませんし、お茶感覚で飲むことができることから、野菜の味を損なわずに飲みやすいものを求める人には良いでしょう。 さらにはケールとブレンドして飲みやすさを追求した商品なども増えています。
2.野菜のにおいを感じずにのめる青汁
・明日葉を使用した青汁
明日葉は原産が日本である野菜で、その名前の通りその日に摘んでも明日は生えてくるという強靭な生命力を持つ野菜です。
天ぷらや汁物、炒めものなどの料理にも使用できる明日葉は、茎がほんのり甘く葉っぱは苦みがほのかです。ジュースなどにして飲んでも飲みやすいため、野菜の青みが苦手だという人には良いでしょう。
・桑の葉を使用した青汁
昔から養蚕の盛んな地域などでお茶にして飲まれていた桑の葉ですが、蚕の餌として使われています。 青汁の原料として使われるようになったのはごく最近のことで、風味は香ばしく、渋味や苦みを緑茶から取り除いたような味がします。
変わり種の青汁
他にも青汁には粉末のものを溶かして飲まなくても、粒タイプになっているものや青汁本来の味と別の味がするように加工されたジェルタイプのものなどが存在します。
しかし粉末状のものを希望する場合、それが飲みやすいかどうかを確認するには試してみることが一番なので比較的価格が安価なお試しセットなどを購入してみることも良いでしょう。
万が一、味が合わなくても、グレープフルーツジュースやアップルジュースなど濃い味のジュースに混ぜて飲めば飲みにくさが軽減されます。